糖代謝

過剰摂取は要注意のイソフラボン

イソフラボンは、女性ホルモンと同じような作用があることで知られています。
そのため、閉経の時期に起こる更年期障害などに効果を発揮するといわれています。
エストロゲンという女性ホルモンと同じような働きがあるため、更年期障害を起こす要因となる女性ホルモンの減少について、その働きを補う力があるのです。

このほかにも、コレステロールの抑制や減少の働きやコラーゲンやヒアルロン酸の生成をサポートするなど、様々な働きが効果を発揮するといわれています。
ただ、女性ホルモンと同じような作用を持っているからこそ、過剰摂取は良くありません。
通常、サプリメントでイソフラボンを補う場合、1日に30㎎位が上限値として決められています。

1日に必要なイソフラボンの量は、大体40㎎から50㎎です。
食品から摂取する分を考え、補うということを考慮すると、サプリメントでの摂取は30㎎位が妥当な量とされているのです。

過剰摂取となってしまった場合、アレルギー反応を起こす可能性もありますし、妊娠中の方などは、妊娠していることでかなりホルモンバランスが乱れていることが予想されるため、摂取自体を避けておく方が安心とも言われています。
副作用などの報告が少ないイソフラボンですが、その効果が高いということで、女性ホルモンと同じような働きのある成分を過剰摂取することはホルモンバランスを逆に乱してしまう可能性があるということで、過剰摂取は避けた方がいいといわれているのです。